その頃、薄暗い一室の片隅では、一人話

す姿があった。




「はじまったよ。

あはははははははは……ははははは……

これから楽しくなるね……

何人が消えるだろうね。


あはははははははは……

そう、そんなもんだよ、人間なんか……

思い知ればいい……

くだらない人間なんか………

しょせん……そんな人間なんか……


あははははははははははははは


まだまだこれから……

それまで……

せいぜい、偽りの心でいればいい……

しっかり駆除してあげるから」