俺には、好きな奴がいる。


それは、七海美穂。


同じクラスってだけで、あまり喋ったことはない。



でも、彼女は、覚えていないと思うが俺は一度喋ったことがあった。


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中一夏……

授業を、サボろうと昼休みが終わってもずっと屋上にいた。



「教室行かないの?」


「あっ?」


こいつは、学校で一番可愛いと言われているやつだ。



「サボる……」


「ダメだよ!……ね?一緒にいこ?同じクラスだよね。」


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あとのことは、覚えていないが、あの日から、俺は真面目に授業を受けるようになった。