鬼祓う巫女

ファンタジー

はなぶさ 花/著
鬼祓う巫女
作品番号
807549
最終更新
2017/05/02
総文字数
37,678
ページ数
49ページ
ステータス
完結
PV数
11,571
いいね数
0


昔々、鬼と人が混同する時代。鬼は人を食い、人は鬼を祓っていた。

そんな中、鬼と人は互いの一族の滅亡を望み、領土を統一し我が物とせんとしていた、そんな戦乱の時代――

同じく昔々、から始まる伝承があった。


それは、鬼を祓う『桃太郎』の物語


伝承に沿って鬼を討たんとする“桃太郎”

予言に翻弄される“姫巫女”


そして桃太郎と姫巫女を待ち望む鬼の頭領の息子“紅蓮”


恋慕と思念が絡み合い、運命に縛られた者の結末は――


「我々に命じてほしい」
「ずっと御側にいますわ。我等が若君」
「兄者を殺すなど出来るものかっ!」
「このまま死して償い地獄へ落ちろ!」
「お前はもう俺のものだ」


「紅蓮、ならば私は」



桃太郎モチーフ和風ファンタジー

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