絡む指 強引な誘い 背には壁 Ⅱ

恋愛(ピュア)

並木 冴/著
絡む指 強引な誘い 背には壁 Ⅱ
作品番号
708780
最終更新
2012/12/01
総文字数
189,633
ページ数
202ページ
ステータス
完結
PV数
140,082
いいね数
1
※「クリスマスの夢~絡む指 強引な誘い 背には壁 番外編~」、「秘書の私、医者の彼(仮)」、「結婚まで、あと……(仮)」にも繋がります。



「ダメです。人に頼っても全然忘れられない」

 大学生の時に初めて医師の彼と大人の恋をし、フラれた。その彼は今もなお、優しく丁寧に扱ってくれている。
 
 そんな気持ちを引きずりつつ、就職し、仕事と格闘する香月(こうづき)に

「香月さんといったら美人で有名だからね、今日もお話できて光栄だよ」

「少しでも気になるなって思ってくれたらもうけもんだって思ってるから」

「付き合うかどうかということは、特に期待してない。香月が俺のことをそういう目でみてないことは自覚してるから」

 会社の上司や同僚、ルームシェアで同居しているロック歌手、さらには高級ジムで知り合ったインテリヤクザ、財閥の次期社長にまで好意を持たれるが、なあなあのままで相手を傷つけないために知らん顔をする。

 そんな周囲に反して香月は、常にポーカーフェイスで億単位の金を動かす巽を、ただ好きになってしまい、次第に深みにはまっていく。

「マンションくらいなら買ってやろう」

「部屋の中で待っていて、何も予想しなかったか?」

「俺なりに時間を割いて会っているつもりだ」

 財力、権力、美貌、全てが整った、非上場会社社長 巽光路(たつみこうじ)とマカオの豪華客船で出会い、事件に巻き込まれながら、お互いに心を許しあっていってしまう。 


「絡む指 強引な誘い 背には壁Ⅰ」の続編です。

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