アコーディオン弾きの憂鬱

青春・友情

青村 式部/著
アコーディオン弾きの憂鬱
作品番号
642949
最終更新
2011/09/12
総文字数
1,946
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
PV数
50
いいね数
0

「いつになったら、この曲は終わるの?」

「永久に」

「どうして?誰も効かなくなったら意味がないじゃない」

「それが、存在意義だから」

「なにそれ」

「君は今ここで息をしている。それが君の存在意義だよ」

「よく分からないわ」

「それでいいんだ」

「どうして?」

「葛城さん!早く行こうよ!」

「………」

「答えてくれないの?」

「いいから早く行きな。それが君の存在意義だ」

「存在意義って何かしら?」

「葛城さん!誰と話してたの?」

「え?」

「誰もいないのに…変な葛城さん」


存在意義って、なんですか?

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