左手のエース

恋愛(キケン・ダーク・不良)

*Riku*/著
左手のエース
作品番号
501785
最終更新
2010/11/25
総文字数
30,460
ページ数
67ページ
ステータス
未完結
PV数
13,223
いいね数
0
大歓声が


ふっと小さくなる瞬間







空気を切るように


鋭くコートの先を見つめる











視線の先の選手が
振りかぶって
ボールをサーブする









ボールは高い位置から
ほぼ直線を描きながら

あたしが立つコート内の
空きスペース目掛けて突き進む










ボールの軌道を確かめながら


0コンマ何秒の速さで床を蹴って飛び込む







まるで息を合わせたかのように

ボールはあたしの手首に持ち上げられた



















"トップレシーバー"




バレー部に入部してすぐ

あたしにはそんなあだ名がついて


1年の中で唯一のエースに選ばれたんだ







そんな
バレー漬けの生活だった
高校1年の夏




あたしはあんたに出会った



















「あたしに拾えない球はない」


その頃のあたしの口癖だった
この言葉を借りて言うなら








あんたがあたしに打つ球は

いつも



「拾えない球」だった。

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この作品の感想ノート

はじめまして♪

面白かったので本棚inしました!!

また来ますね★

よければ私の所にも遊びに来てくださいっ!!

2011/03/27 17:04

はじめまして*
佐々木望夢と言います!


こちらの小説、
途中まで読まさせて
いただきました。

とっても面白いです!
また続き読まさせて
いただきたいので
本棚inしました\(^^)/

また来ます:-)
更新頑張って下さい!!


よければ私の小説
にも遊びに来て下さい。

それではっ!

2010/11/15 23:42

この作品のひとこと感想

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