紅朧

ファンタジー

二木ハルカ/著
紅朧
作品番号
453715
最終更新
2010/08/05
総文字数
15,911
ページ数
29ページ
ステータス
完結
PV数
20,827
いいね数
0

黒猫の縁。


時は平安、
貴人に飼われた
一匹の美しい黒猫の話。


古語 イニシエカタリ

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この作品のレビュー

★★★★★
2016/09/11 10:58
投稿者: 馳月基矢 さん
主を愛した黒猫の、すこしふしぎな平安物語

紅朧と書いて、くろう。 それが、赤い唐紐を首に付けた美しい黒猫の名前。 紅朧は、主の仁央様のことが大好きだ。 仁央様も紅朧をとてもかわいがってくださる。 その雨の日、仁央様の愛しの君、綾様も紅朧をかわいがってくださった。 屋敷にいないときの仁央様のお姿を見られて嬉しかった帰り道、紅朧の身に悲惨な運命が訪れて――。 柔らかで丁寧な言葉で綴られる、平安時代の情愛の物語です。 紅朧は愛される、けれども時は移ろっていきます。 その無常の世界観に惹かれました。

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