飛鳥

恋愛(その他)

文学少女/著
飛鳥
作品番号
399701
最終更新
2010/07/24
総文字数
25,267
ページ数
106ページ
ステータス
未完結
PV数
376
いいね数
0
「変わってる」と、よく言われることがあった。


自分ではその言葉が心地良くて、時に傷ついて…。



みんなが言う変わってる私は、そんなに自分をさらけ出していない。
まだまだじょのくち。
その時点で変わっていると言われている私は、自分を全部さらけ出してしまったら、どれだけの変人と化すんだろうか…………。


だから、私は道化を演じる。これ以上変人と化さないように。


ある日、自分の道化を見破られてしまった。
道化……いわゆる嘘つきだ。仮面で自分のうちを隠し、さらさない。
そんなのが他人に知れたら、どうだろう…。


退かれる、罵られる、
ハブられる…。
たくさんのことが、頭に浮かんで苦しい。
でも、止められない!




でも、あの人は、退きもしない、罵りもしない、ハブりも、何も…。


だだ、そんな自分だから、「変人」の自分だからこそ、「好きだ」と言ってくれた。





その好きにどんな思いが込められているか、私は知らない。


友達の好き?

クラスメイトの好き?

それとも…。

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