海が泣く夜

恋愛(その他)

瑞琶/著
海が泣く夜
作品番号
349924
最終更新
2010/04/12
総文字数
7,217
ページ数
18ページ
ステータス
未完結
PV数
135
いいね数
0
 若葉香りたつ、初夏の訪れ。

 透き通る青にまた、痛みを伴い育っていく雲のかかった恋心。

「私は輝の傍にいられるだけで……充分」

 私は君が好きだった。
君が他の誰かに恋をしていても……。


 淡く香る髪が、目の前で揺れる。

 叶わない恋にこれ以上、ハマりたくなかったのに。

「これ以上、部屋にいられたらもう止まらないよ」

 その匂いに吸い寄せられるようにまた、深く堕ちていく……。


 残り僅かな命(じかん)の中、揺れ動く全員片想いの恋物語。 
 淡く切ない恋をした。


※この物語は、二人の視点で描いていきます。

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