麻衣ロード、そのイカレた軌跡⑦/危険色の進路決す!

青春・友情

遥陰(ハルカカゲ)/著
麻衣ロード、そのイカレた軌跡⑦/危険色の進路決す!
作品番号
1697931
最終更新
2023/06/07
総文字数
56,785
ページ数
57ページ
ステータス
完結
PV数
77
いいね数
0
ケイコが電撃の南玉連合加盟を宣言し、麻衣と生死を賭した火の玉タイマン決戦は殺し合い寸前の果てしなき死闘を展開…。
相和会最高幹部、剣崎の判断で100人を超える両陣営の撤退を指示、ようやく川原に駆け付けた相川夏美、矢吹鷹美が麻衣サイドの現場を仕切っていた岩本真樹子と津波祥子を人質に差し出すことで、苦渋の勝負預かり+総撤収に了承する。
一方、呉越同舟で相和会総本部へ向かう車中でも麻衣と互いの髪の毛を掴み合って興奮状態にいたケイコは、剣崎の誘導の元、相和会のカリスマ組長・相馬豹一と対面…、その場で相馬の”提案”を呑むのであった…。
それは大きなリスクを負ってまでの本郷麻衣と対峙するという、昨日までフツーの女子高生であった横田競子にとっては自身でも正視できなかった重大決断だった…。
この夜、ケイコは麻衣に金属バットで足を骨折させられた南玉連合総長、合田荒子と相和会の息がかかった病院で会談…、その後の東京都県境を牽引する南玉連合再建に向けた誓いを交わす。
斯くして…、この一年後に病死する相馬豹一が確信的に導く日本を二分する広域暴力団とボーダーレスを成す、東京埼玉県境のガキ連合群をそののに放ち、後に星流会の親筋である闘龍会と革新的なパートナーシップを結んだ”NGなきワル”大打ノボルと対峙させるレールの乗せこととなる…。

あらすじ
麻衣との死闘を判定勝利的痛み分けに持ち込んだケイコはその夜、相和会のカリスマ組長・相馬豹一とこの一年後に訪れる壮絶な運命を決するある合意を交わす。
それは、戦後の日本を裏で仕切る関東と関西の2大広域暴力ネットワークと、独立ヤクザの雄、相和会が余命いくばくが周知された相馬を失った後に対峙する業界再編闘争へ、都県境のアウトサイダー勢力を再編させた猛る女たちの中核に身を投じるという決断を意味していた…。

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