さよならとつぶやいて、きみは夏空に消えた

青春・友情

月夜野繭/著
さよならとつぶやいて、きみは夏空に消えた
作品番号
1649742
最終更新
2021/10/02
総文字数
18,001
ページ数
44ページ
ステータス
完結
PV数
12,865
いいね数
4
――きみと出逢ったのは、遠い夏の日――


あんなに大好きだったのに、
なぜか顔も思い出せないきみ。

覚えているのは、その儚げな名前だけ。

きみの名は、ほたる。


* * * * * *


夏越 透(なごしとおる)
25歳、ほたるび骨董店店主



夕凪 蛍(ゆうなぎほたる)
透の記憶から消えてしまった幼なじみ


* * * * * *


ぼくは明日、
きみがもういないことを知っている。






2022/12/16 ジャンル別ランキング43位
ありがとうございます!

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※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
あらすじ
東京の会社を辞めて、祖母の骨董店を継いだ透のもとを訪ねてきたのは、ちょっと不思議な女の子。

彼女は売り物の古いフォトフレームを指さして、その中に入っていたはずの写真を探していると言う。色褪せた写真に隠された、少女の秘密とは……。

なぜか記憶から消えてしまった、十五年前の夏休み。初恋の幼なじみと同じ名を持つ少女とともに、失われた思い出を探す喪失と再生の物語です。

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