今宵、ロマンチスト達ここに集いて
恋愛(その他)
完
1
有世けい／著
- 作品番号
- 1640069
- 最終更新
- 2021/07/20
- 総文字数
- 131,481
- ページ数
- 202ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 41,751
- いいね数
- 1
看護師である私は、新しく赴任した先で担当になった患者の女性から、ある日、
「あなたは自分をロマンチストだと思う？」と問われた。
夫に先立たれ、子供もおらず、独り身のうえ、
余命宣告まで受けていた彼女の気分が少しでも晴れるならばと、
話に付き合って差し上げることにした私だったが、
彼女から聞かされる話は常識ではあり得ないようなものばかりで………
けれど、やがてそれは、一夜限りの奇跡へといざなうのだった。
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この作品の感想ノート
有世けいさま
今回も素敵なお話をありがとうございました。
淡々と流れるつらい部分もある不思議なお話でしたが、語り手の千代さんが暖かい人物だからか、違和感なくすーっと入ってきました。
千代さんが特別だと何度か書かれていましたが、こんな理由があったのですね。
てっきり天涯孤独の人だからかと思っていました。
千彬さんも含め、登場するみんながお互いのことを深く想っている、本当に素敵でした。
一人が嫌だと漏らした千代さん、彬さんが亡くなってから、千彬さんと出会うまでの時間がどのくらいあったのかが気になります。(私が読み落としていたかもしれませんが)
時間を移動する事ができたら、自分は誰に会いたいだろう？
有世さんはいかがですか？
今度満月を見たら、「私が想像する」ホットミルクのような笑顔を思い出すと思います。
次回のお話も楽しみにしています。
きむねーさん
2021/08/03 16:02
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