『またね、お姫様』
~戦争と差別に奪われた、淡い恋心~
作者・彼杵あいな
―舞台は、第二次世界大戦前後のポーランド―
ポーランド人少女とユダヤ人少年の、淡く切ない恋と思い出の物語。
『キティーからのものがたり』に続く二作目の投稿となります!
再び歴史・時代ものになりますが、今回の作品は歴史を元に作ったフィクションです。なるべく分かりやすいように書いていますので、偏見なく読んでいただけたら嬉しいです(´;ω;`)。
※ほんの一部言葉を換えました
- あらすじ
―第二次世界大戦直後のポーランド―
時は、それより約六年前にさかのぼる。
十歳のポーランド人少女アネタは、感情的で周囲に問題児扱いされている不器用な女の子。
そんな彼女の唯一の友達は、幼なじみの少年レメックだった。
二人は幼い頃からずっと一緒で、これからもお互いそばにいられるはずだった―そう、戦争が始まるまでは。
大好きな彼の帰りを待ちながら、彼女は思い出す…―。