花の咲く頃、散る頃に。
恋愛(ピュア)
完
2
有世けい/著
- 作品番号
- 1633715
- 最終更新
- 2021/04/05
- 総文字数
- 29,735
- ページ数
- 43ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 9,670
- いいね数
- 2
花咲いて、散っていくその刹那に、人はそれぞれ何かを重ねる。
”わたしの初桜は、先生でした。”
―――望みのない片恋。
”願わくば、彼女との出会いは 刹那 ではありませんように……”
―――芽吹きかけの恋心。
”あなたが葉桜なら、オレは満開の桜なんか目もくれないのに………”
―――諦めきれない恋着。
”ね?一緒に、頑張ろう!”
―――人生の行き先を変更するときに感じる恋風。
いくつかの痛みを知って、
また、それぞれに花咲く日を迎える―――――
この作品の感想ノート
有世けいさま
今回も素敵なお話をありがとうございました!
初桜のお話は、以前拝読したことを覚えていました。
桜って素敵だな、学生の頃古文はそんなに一生懸命勉強しなかったけど、もったいなかったなぁなんて思った記憶もあります。
でも、その他のお話は覚えてなくて…
有世さんのファンを名乗っているものとしては、あるまじき行為!
すみません。
全てのお話がつながっていて、その縁を学校の桜並木がつないでいる。
なんて素敵なんでしょう。
学校というただでさえ思い出のある場所で、彼らにとっては忘れることのできないこと、それも桜の咲いている風景とともに記憶に残っているなんて!
私も今からでも遅くない、そんな風景を自分にも作りたいと思いました。
桜の花の下を歩くのも好きですが、私は葉桜も好きです。
緑の葉の向こうの青空を見るのが好きなんです。
元気になれる気がします。
これは桜の木に限ったことではありませんが。
有世さんのお話は、読んだ後にいつも温かい気持ちになります。
いつもありがとうございます。
次のお話も楽しみにしています。
きむねーさん
2021/05/09 09:10
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