―もっと、刺激的な恋を。―

1952年にレネ・ラミヨンとアンドレ・ヴァンサンによりフランス、グルノーブル郊外の山村、モネスティエ・ドゥ・クレルモンで設立されたブランド。「モンクレール」はこの村の名前の省略形。もともとは登山用衣服を手がける企業だったが、工場のスタッフのために防寒用に作ったシェラフが、今日のブランドを代表するダウンウェアの原型となった。モンクレールのダウンは高山の過酷な条件に耐える高度なテクニカル素材を取り入れており、多くの登山隊に愛用されている。1968年にはグルノーブルの冬季オリンピックでフランスアルペンスキーチームの公式サプライヤーとなる。1999年にレモ・ルッフィーニが経営に参画し、ブランドの位置付けを見直し、製品に独創的な性質が強化された。2006年、高級品を多様化する目的で「モンクレール・ガム・ルージュ」と冠するレディースハイエンドコレクションを発表。2009年にはメンズコレクション「モンクレール・ガム・ブルー」を立ち上げる。2015年、パリの建築家ジル＆ボワシエーが手がけた新たな旗艦店を銀座にオープン。二人組アーティスト「フレンズウィズユー」とのコラボコレクションも先行販売された。