あの夏の隣で、ただ

青春・友情

Shinju./著
あの夏の隣で、ただ
作品番号
1609912
最終更新
2023/03/11
総文字数
6,151
ページ数
9ページ
ステータス
未完結
PV数
157
いいね数
0
僕はただ、彼女を追いかけていた。




思いもよらぬ形で引き離され、
その背中に拒まれても。




もう二度と戻ってくることはない。
本当はそう分かっていても。




それでもこの音を奏で続ける限り、
あの日々の証は消えないと信じている。





だけど、一人ぼっちの僕には、
辿り着くべき場所など分からなくて。





ふと振り向いたとき、
そこにいた一人の少女は、
誰かによく似た目をしていた。






✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼



「あの夏」の裏側に隠された、
もうひとつの物語


松本先輩と舞先輩の意外な過去、
すれ違う二人の別れと再会、
そして、それぞれの抱える想いが
今、明らかになる────



✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼




この作品は前作『あの夏の続きを、今』と共通の作品舞台や人物が登場しますが、前作とは独立したストーリーとなっているため、前作を読んでいなくてもお楽しみ頂けます。

一部、暴力表現が含まれます。ご注意ください。


あらすじ
「あの夏の続きを、今」に登場した、「蒼汰」と「舞」が主人公となる物語。
悩み苦しんでいた中学1年生の蒼汰を救ったのは、屋上へと続く階段で出会った吹奏楽部員・「舞」。並外れた実力を持つ舞の演奏と人柄に憧れる蒼汰だったが、あることがきっかけで仲違いしたまま、彼女は転校してしまい……
取り残された蒼汰は高校生になり、意外な形で舞との再会を果たす。二人の間に残った深い溝は、やがて少しずつ埋まっていくが……

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