「大人しく僕の言うことを聞いてくれたら、
君の安全は保証するよ」
酷く柔らかい温度で紡がれる声は、
まるで慈愛を真似たような色。
「だけど僕から逃げようとしたら、
僕は君を殺すから」
青すぎる空と揺れる糸遊、
奈落の笑みと破滅のにおい。
モラルも“普通”も投げ捨てて、
ヒソカは私を支配した。
*ひとつ屋根のした企画 参加作品*
2018.01.24【公開】