恋をしたのは猫王子

恋愛(ピュア)

linal/著
恋をしたのは猫王子
作品番号
1482105
最終更新
2018/01/20
総文字数
507
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
PV数
114
いいね数
0
*:.。..。.:+・゚ ・✽:.。..。.:+・゚・

あたしにとって王子様は

憧れの存在だった

いつかおとぎ話のような王子様に
出会えたらって

そんな夢をいつの間にか抱いていたの。

だって女の子だもの

夢くらい見たってバチはあたらないわ


*☼*―――――*☼*―――――

''王子様''

そんなのはおとぎ話の中だけだった

毒舌猫王子VS夢見る女

『おい、女勝手に入んじゃねぇ』

「言葉使い悪いですよ、もう少し王子様らしくしたらどうですか?」

『俺に指図すんな、犯すぞ』

「こんなのが王子なんて信じられません」

『お前が勝手に夢見てるだけだろうが』

*☼*―――――*☼*―――――
傲慢で我儘で自己中で

おとぎ話に出てくる王子様とは大違い

でも

こんな人でも良いところがあって

♡━━━━━━━━━━━━━━━━━━♡

『俺から離れんな』

「意味わかんない…」

『俺はお前を傷つけねぇから』

抱きしめられるその腕は力強くて

とても暖かい。

♡━━━━━━━━━━━━━━━━━━♡

どんだけ嫌って思っても

傷ついても

最後はやっぱり貴方がいいって心の底から
思うんだ。

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