とある私立の"お茶会部"
甘い匂いに誘われて
出くわしたのは
「随分可愛いお客さんだね。あれっ、どうしたの?俺に見惚れちゃった?」
イケメンナルシスト野郎
「今日はだー…なんだアンタか。ついでに部外者禁止って張り紙はっとけ。」
猫かぶり先輩
「ほら、座りなよ。俺が最っ高のおもてなしをしてあげる。…いやごめんそんな冷めた目向けないで。」
【篠宮 爽志】_しのみやそうし
高二 残念イケメン
「腐れナルシスト。」
【水原 楓】_みずはらかえで
高二 毒舌小説家
「まじ誰だよここ来ればおもてなししてくれるって噂流したの。ふざけんな。」
【西城 伊月】_さいじょういつき
高三 猫かぶりイケメン
優雅なお茶会?いえいえ、休む暇なんてございません。
「いい小説のネタになるでしょ?小説家ならいろんな体験しなくちゃ、ねえ、楓ちゃん。」
「ちっかい…!」
「俺先輩。お前後輩。逆らうとか百万年はえぇよ、楓。」
「せんぱっ…!?」
さあ、今日も愉快で甘いお茶会を