居酒屋探偵
ミステリー・サスペンス
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黒郭 乱丸/著
- 作品番号
- 1456210
- 最終更新
- 2020/10/19
- 総文字数
- 4,070
- ページ数
- 8ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 209
- いいね数
- 0
とあるド田舎にある居酒屋『ぽっぴん』。
料理も店内も文句の付け所がないが、なにしろ田舎なので客がほぼいない。
そして、探偵をしている三十路の男、名取 康明(なとり やすあき)はそこの常連客だ。
いつものように生ビールと料理を注文すると、新人バイトの少女が注文を取りに来る。
「失礼ながら、お客様……」
彼女の口から零れる言葉は、料理やドリンクの言葉だけじゃない。
「その事件、もう一つ料理を注文していただければ、それを持ってくるついでに真相を教えて差し上げますよ?」
ちゃっかり商品を勧めつつ、推理まで語る。
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【居酒屋でバイト中の女子大生】
酒井 吏希琉(さかい りきる)
「今日のオススメは、あん肝酢ですよ~!」
&
【三十路の売れない酒豪探偵】
名取 康明(なとり やすあき)
「とりあえず、生一つ頼むわ」
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「……もったいぶらねえで、そろそろ教えてくれね?」
「……今日、新しいお魚が入ったそうなんです。天ぷらにしたら美味しいそうですよ。ちなみに四百円程です」
「分かった分かった。注文するから」
「はい♪それじゃ、料理持ってくついでに推理しますね!」
あなたも『ぽっぴん』に来てみませんか?
最高の料理とお酒と、そしておつまみ代わりに推理を提供致します。
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