温もりを与えないでください。

ファンタジー

破綻 象二郎 実篤/著
温もりを与えないでください。
作品番号
1305373
最終更新
2016/02/19
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
「急に降ってきたなぁ」激しい雨 風の中、男が呟く。
ビル入り口のところでびしょ濡れになったTシャツを絞りながら、年の頃はそう、いや高校生? いや30代?若くも見えるし、若作りしてるようにも見える。
その、理由は追々語るとして今回はこの男の特殊な能力についてまずは、語るとしよう。この男、名前を鳳凰陰 年男という。年男が右手を挙げると急に雨が止む?わけでもない。そう左手を挙げると雨が止む!?分けもなく。
とりあえずぼんやり空を見上げていたらいつの間にか雨も上がって、年男は家路を急いだ。
アパートは、新築だが1Kの風呂トイレが別、独り身の男には十分な部屋である。
部屋につくなり、裸になりシャワーに直行し濡れて冷えきった身体を暖める。
暖めているうちに男の身体が見る見る獣の姿に変わっていく。男の能力の正体それは身体がある特定の状態になると獣化
してしまうという、なんとも厄介な能力なのである。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop