―もっと、刺激的な恋を。―

「昔の私は活発で、男勝りで、悪いことは悪いと言える、そう…”正義のヒーロー”みたいな子だった」


柳 ひとみ(16/♀)は澄ノ江高校に7月、2年生として転校することになった。もともと生まれ育った大阪から離れ東京へ行くことに気が進まないひとみは、せめて大人しく目立たないようにと関西弁を隠して生活することを誓う。

だが転校した澄ノ江高校のクラス、2年1組で目の当たりにしたのはイジメ。

助けたい、でも此処は正論が通る場所じゃない。

”正義のヒーロー”の面影を隠して生きると選択したひとみは様々な人や出来事に出会い、悩み、喜び、そして…道を自分で選択していく。


「お前はいつまでそうやって、自分自身に顔を背けていくつもりなんだよ」

「”正義のヒーロー”だった私は…もういない！！」


これは彼女達の成長を描いた、アナタに伝えたい物語。


「お前は一人じゃない、一人になんてさせない」

「傷付いたっていい、泣いたっていい。

自分の道は……自分で決める！」


目まぐるしく展開していくストーリー、怒涛のラストにアナタはついてこれるか。




「あの時、こうしていれば…」

誰にでもある、そんな後悔。
悩んで、苦しんで選んだ事が全て正しい訳じゃない。

じゃあ…、アナタならどんな選択をする？

そう。



ーーー･･･キミシダイ選択