男好きだった男が初めて好きな人を見つけた日

恋愛(ピュア)

みさきんきんりん/著
男好きだった男が初めて好きな人を見つけた日
作品番号
1272788
最終更新
2015/11/08
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
僕は、中学卒業後。
自分の希望通り男子校に入った。
中学の時は、頭も良く成績優秀、スポーツも出来て、何でも出来るイケメン少年で女子に追いかけられる日々だった。でも、女子には、これっぽっちも興味なかった。なぜなら…
僕は、BLだったからです。
そんな日々が3年。やっと卒業した。
夢の男子校です!!
入学式も終わり。
仲いい人も出来てすごい幸せな日々。
るんるんしながら廊下を歩いていたら1つ先輩の地味でめがねをかけた男子がいじめられていた。僕は、止めにいった。でもやめてくれなかった。結局助けられずに終わってしまった。
その先輩に謝りに行った。(さっきは、助けられずにすいません。)
お前に助けてなんていった?
先輩は、その一言をいって教室に戻っていった。僕は、その先輩が気になるようになった。
その次の日先輩は、いつものようにいじめられていた。僕は、昨日言われたことを思い出して見て見ぬフリをしてしまった。
その先輩は、また何も言わずに教室に戻っていった。
僕は、なんとかしてあげたいと思ったが。
思い浮かぶ事がなかった。
毎日毎日その先輩は、いじめられていた。
ある日眼鏡が壊れた。その顔は、女の子みたいに綺麗でとても可愛い人だった。
僕は、初めて可愛いと思った。
そのいじめてた人も眼鏡が壊れてからいじめなくなった。みんなその先輩に優しくなった。
実はその先輩、女だった。
知っている人は、誰もいなかった。
僕も、みんなも、まだ知らない。
初めて自分(僕)から気になった。
その先輩は、クールで、学校でも家でも笑ったことがなかった。
僕は、勇気を出して話しかけてみた。
その先輩は、僕の話を無視した。
僕は、いやいや
自分の教室に戻った。でも、その先輩の事は、
絶対諦めないと思って。毎日話しかけた。
でもほぼ無視されていた。
それが1年も続いた。
僕は、2年。先輩は、3年
僕も少し諦めかけていた。
でも、毎日話しかけ続けた。無視されても。
ある日。話をしてたらその先輩が少し微笑んだ。僕は、それだけで嬉しかった。
そしてお互い教室に戻っていった。
次の日その先輩が女だとバレていた。
その先輩は、男子に色々聞かれたり体を触られて嫌がっていた。
僕は、ビックリした。自分は、男子にしか興味無いと思ってたから。
僕は、その先輩のことが好きになっていた。
その先輩は、嫌がって泣いていた




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