私と君の海
恋愛(ピュア)
完
0
- 作品番号
- 1044488
- 最終更新
- 2014/05/07
- 総文字数
- 1,366
- ページ数
- 3ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 213
- いいね数
- 0
夢幻キリコ様主催の短編企画【不自由な空】参加作です。
目次
この作品のキーワード
この作品の感想ノート
霧沢凪子さま
はじめまして。こんにちは。
すごく毅然な態度の主人公をかっこいいと思いました。
「アロハシャツ、引きちぎっていいかしら」
このモノローグ、かなりツボに入ってしまいました。
最後の部分は、こういう終わり方もありなのか、ととても勉強になりました。
小説はキレイに心の整理をつけて終わるものが多いですが(私自身、こちらが多いです)、実際の世界は簡単に心の整理をつけられる人なんて一握りで。
リアルな世界が忠実に描かれているラストだという印象で、とても良かったです。
私も言われて気付いた部分だったのですが、この作品も同様、海が舞台から抜け出せてない印象でした。
ただ、主人公の怒りと対比して、“穏やかな海”という情景を使っていて、差を出すことで主人公の内に秘めた怒りみたいなものを感じた気がします。
その描かれ方がすごくうまいと思いました。
ちょっとドロっとした部分を清々しく書かれている部分がとても勉強になりました。
また、主人公の怒りと穏やかな海の対比の仕方もとても良かったです!
素敵な作品をありがとうございました!
不倫関係の小説は、どこかに甘さがあったりするもので、その甘さがないのが、この作品の良さだと思います。
好きだから別れられない、別れてもまだ好き、といった不倫関係の余韻のある感情が主人公にないことが、スッキリしました。
なによりも、相手が不幸になればいい、という感情がストレートに描かれていたのが私的には好みです^^
拝読致しました。
どこかクールで底冷えのする作品に少し怖さも感じられました。
ちなみにこれはそれによって恋愛とは違うかなとも思わされました。
ですが、これはこれで面白かったです。
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…