「ウェスタの巫女」で狂王と言われたユピテロカ王
最後まで謎めいていた正妃のニュクスと妾妃のヴェローナの関係
全ての謎とユピテロカ王の真意がここに描かれています
彼が守りたかったものは何か?
彼が愛したものはなにか?
全てが分かった時、彼の器の大きさに感嘆せざるを得ませんでした
こんな彼だからこおそ、ニュクスはいつまでも愛し続けて、彼が守りたかったものを愛し続けているんでしょう
「ウエスタの巫女」から読めば謎解きであり、この作品から読めば「ウエスタの巫女」のプロローグにもなりますが
私は「ウエスタの巫女」から読むことをお勧めしたいとおもいます