ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』
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野いちご学園の新着投稿

    • 俺様男子
    • 放課後
    • 校舎裏
    • 壁ドン

    あ、やっと来た。約束より十分遅刻な。

    そこまで怒ってねーよ。

    なんで遅刻したんだ?

    先生からの呼び出し?お前人気者だな。

    うそうそ。お前の反応おもしれーんだよ。

    そんな怒るなって。

    え?なんの用で呼んだのか?

    俺が呼び出したら悪いか?

    まぁ…お前への大事な用事でな。

    ダンッ……__

    俺お前の事見て気に入ったんだよ。

    俺の彼女になれ。

    突然言われてもって俺は今お前しか見れねーんだよ。

    俺はお前が好きだ。だから…さ、俺と付き合えよ。

    真剣。超真剣だよこっちは。

    お前が嫌って言うなら俺は絶対オトしてみせるけどな。

    え?いいのか?本当に?

    ギュウッ……__

    あー……

    すげー緊張した。

    もしフラれたらどうしようかと思ってた。

    でも本当にお前しか見れてねーから。

    俺だって緊張すんだよ!悪いか?

    か、可愛いって…それはお前だからな。

    お前の事離さねーよ

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    • 同級生
    • 放課後
    • 教室
    • 後ろからギュッ

    今日は高校の卒業式。
    私は卒業したら上京するつもり。
    …だけど。
    「さやかは東京のどこに住むつもりなん?」
    私の彼氏のまさや。私が上京するっつってんのに心配さえしてくれない。
    「新宿らへんって言ったべや。もうあっち行って」
    「おー怖い怖い」
    ほら、そう言って茶化す。
    「もうまさやなんて知らん」
    もうまさやの顔も見たくない。
    私が帰ろうとすると。
    「さやか…」
    後ろから私を包み込むように抱きしめた。
    「まさや、離して」
    「…いで」
    「は?」
    「行かないで」
    そう言って抱きしめた手を強くする。
    「さやか…行くなよ」
    「全く。ツンデレなんだから」
    私は振り返って大きく手を広げた。
    「どーんとこーい!」
    「さやか!!!」
    もう、まさやと会えない日が続くのかと思うと胸がチクチクと痛む。
    今度は目に焼き付けるようにまさやの顔を見つめた。

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    • 幼なじみ
    • 放課後
    • 教室
    • 後ろからギュッ

    いつも通りにあたし菅原 莉乃は部活が終わって帰ろうとした。
    すると何やら視線を感じる。
    はぁ…またか…
    「琉偉‼︎何してんの⁇」
    そう毎日のようにあたしの教室にいる
    山口 琉偉。あたしのちっちゃい頃からの
    幼馴染。しかも学校一のイケメン。
    まぁ今はこんな事言ってるけど、あたしは
    小さい頃からずっと好きだった
    多分琉偉は気づいてないけどね笑
    「なんだよ〜一緒に帰るぞ」
    「うるさい‼︎どうせあたしの事なんか〜」
    そう言ってあたしはぶつぶつ不満を言っていると
    急に後ろから抱きしめられた
    「そろそろ信じてくれないかなぁ〜
    俺は莉乃が、本気で好きなんだけど。」
    う、うわぁああ‼︎嘘?嘘だよね?
    「あ、え、えっ〜と…」
    心臓が壊れる〜‼︎
    「ます莉乃は俺がすきなの?」
    あたしは頷いた。
    すると琉偉はびっくりした顔をして赤くなった顔を隠した。
    「じゃあかえるぞ!!」
    そしてあたしの恋は実りました‼︎

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人気イラストレーター×スタ文作家トークセッションレポート

作家交流会特別企画人気イラストレーター×スタ文作家トークセッションレポート

先日、スターツ出版の書籍化作家さん向けに行われた作家交流会にて、イラストレーターのカスヤナガトさん、げみさん、作家のいぬじゅんさん、沖田円さんによる超豪華なトークセッションが開催されました。
当日は、サイト上でみなさんに応募していただいた質問を厳選してスタ文編集長がインタビュー!その様子をピックアップしてお届けします!

Q.イラストレータ―お二人が小説をイラストにしていく過程について聞かせてください。

カスヤナガトさん
「いただいたお話を読んで、そのとき感じたままを絵にしているので、言葉で説明するのはわたしの場合は難しいです」

げみさん
「僕の場合、篠原さん(スタ文編集長)からキーワードとして「これとこれを入れたい!」という風にヒントを頂くことが多いので、そのヒントとなるモチーフや言葉を主語ある文章に一度整理してから一枚の絵に仕上げていく方法で描いていますね」

Q.みなさんの人生におけるターニングポイントみたいなものってありますか? (イラストレーターや作家になったきっかけなど)

カスヤナガトさん
「元々、シルバーアクセサリーをつくる専門学校に通っていたんですが、どうしても就職するっていうイメージが湧かなくて。そんなところから自分の持っているカードのうち、どれが商売になるかなと考えていたなかで、それがイラストだったと気づいたときですかね。そこからイラストレーターを目指しだして、今も頑張りながらなんとか食べられるくらいにはなったなぁ、という感じですね」

げみさん
「僕もやっぱり就職したくないなっていうのが大きかったですね。というより実家が自営業だったのもあって最初から就職するビジョンが見えなかったという理由もあります。なので最初は家業を手伝いながら絵を描く時間を取って制作活動をするような事を考えていたと思います。ただ大学卒業後、自分の絵がこの世界に存在する意味や価値がないんじゃないかと、絵を描く意味を見いだせなくなった時期があって病んでたんです。でもそのころにたまたまCDジャケットの依頼をいただいて。誰かのためになら絵を描く意味があるんじゃないか、それなら描くことを続けられるかもって思いました。それが転機でした。イラストレーターとしてお仕事をいただけるようになるまでは、どうしたら誰かに必要とされる絵が描けるのかな、というようなことを考えながら描き続けてきましたね」

いぬじゅんさん
「僕は友だちが、失恋しちゃって。それはもう大失恋で相当落ち込んでしまっていて、そのときにその人の力になれたらみたいなところから、ショートストーリーを書いたのがきっかけですね。誰かのためになれたら…ってところからですね」

沖田 円さん
「わたしは、自分を慰めるために書いたというか。看護学校に通っていたときに、どうしても看護師になりたいと思えなくなってしまって。母には資格だけは取ったほうが良いって言われたんですけど、どうしても看護師になりたくないのに通う意味があるのかって悩んでしまって。そんなときに現実逃避のようにしてたまたま出会った野いちごで、そういう迷いとか消化できない想いみたいなものをアウトプットする方法として、書いてみたのがきっかけですかね。その頃はこんなに続くとは、ましてや書籍化されるなんて思ってもみなかったんですけど…そういうきっかけがなければ今のわたしはないですね」

いぬじゅんさん
「沖田さんのお話伺ってて思い出したんですけど。もともと教育大学に通っていて、小学校の先生になりたくてっていうのがあったんですけど、教育実習の初日に子供が来たのを見て鳥肌が立っちゃって!そのとき初めて自分、子供ダメかもって思っちゃって(笑)いちおう卒業はしたんですけど、今は真逆の、高齢者福祉の仕事をしてて。そういうのも、ターニングポイントかな、なんてふと思い出しました」

Q.作家として、嬉しかったこと苦しかったことについて知りたいです。

いぬじゅんさん
「嬉しかったことは、自分の書いたウェブサイトにアップした小説に初めて感想がついたときの嬉しさっていうのは、やっぱり今でも忘れられないですね。あとはファンの数が増えていくときっていうのは、むしろ本になったときよりも嬉しかったなって思います。サイトを通じてでも生の声を聞けたっていうは本当に嬉しいですね。あと、苦しかったことっていうのは…編集作業(笑)あんまり大きい声じゃ言えないですけど、苦しいですね。良い作品をつくるために傷だらけになりながら、殴り合いしてる感じですかね。『いつか、眠りにつく日』をつくるときに、当時の編集の方がラストを思いっきり変えたいと言われて、そのときもちょっと喧嘩になって(笑)負けちゃって、サイト上と本とはラストが違うんですけど、編集者の目っていうのは違うなって思うところがありますね。時を経て今になって、本を見返すと救いのあるラストになっているところは、改めて見ると良かったなって感謝しています。と言っておきますね(笑)」

沖田 円さん
「いぬじゅんさんと全く同じですね。編集作業、大っ嫌いなんです(笑)編集作業は、篠原さん(スタ文編集長)との戦いですね。指摘を受けて直さなきゃ、さすがだなって思うところと、自分の意志を貫かなきゃ!ってところはやっぱりありますし…あとはやっぱり、タイトルの変更っていうのはあんまりしたくないなっていうのはありますね。『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』っていう作品も原題は英文なんですけど、わかりづらさがあるってところから編集部に考えていただいて、やっぱり少し自分が考えたタイトルと愛着の違いはありますね(笑)今となっては『ぼくなん』っていう愛称もできて、感謝しております、と言っておきますね」

編集後記

イラストレーターのお二人も作家のお二人も、それぞれに歴史ありという貴重なお話を聞くことができました。また当日はスタ文編集長も進行役として参加していたこともあり、編集作業に対しては日ごろの思いが爆発した部分もあり、なかなか聞くことのできない“ぶっちゃけトーク”が繰り広げられ、ひやひやあり笑いあり、の盛り上がりとなりました。
ご質問を応募いただきました読者のみなさま、ありがとうございました!

※作家交流会
スターツ出版から書籍化をされている作家さんに任意でご参加いただいた交流会。2017年8月に東京都内会場にて初めて開催させていただきました。今後も定期的に開催をしていく予定です。

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