ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園

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野いちご学園の新着投稿

    • 憧れの先輩
    • クリスマス4【お題】

    「ほら、先輩!笑って下さい!」
    「笑ってるから…」
    今日は彼氏とクリスマスデート。
    さっきからずっとクリスマスツリーの前でスマホを構えても、先輩は普段から滅多に笑わないため中々良い写真が撮れない。
    「もしかして…私と一緒にいるの嫌ですか?」と聞いても
    「そんなわけないだろ!じゃなきゃ付き合ってねぇよ」って即答するし。
    どうしようかな…。
    あっ、良いこと思いついた!
    「先輩!ずっとスマホ持ってたら腕痛くなってきました。ちょっと持ってもらってもいいですか?」
    「ああ、いいよ」
    よし!
    私は先輩にピタッとくっついた。
    「先輩、ここのボタンですからね」
    「うん。はい、3・2・い…っ」
    チュッ
    「えっ…」
    カウントダウンする先輩の声は私によって遮られた。
    撮れた写真には驚いた顔をしている先輩と、その頬にキスする私の横顔が。
    「やられた…」
    先輩は顔を真っ赤にしながら私の肩に顔をうずめた。

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    • 同級生
    • クリスマス4【お題】

    「香織、この前の続きしよーぜ」

    葉月の部屋に訪れるなり目の前に広がるのはゲーム機。

    「今日、何の日か知ってる?」

    葉月は何のことやら分からず、腕を組み考える。

    「これ、クリスマスプレゼント」

    「あれ、今日クリスマスだっけか。忘れてた」

    葉月らしいな。

    「俺なんも用意してねぇ」

    「だと思った。いいよ、別に。葉月、ゲームしよ」

    私は葉月の隣に座りコントローラーを手にする。

    「香織……ちょっとこっち来い」

    ぐいっと手を引かれ葉月に抱き寄せられた。

    「プレゼント…俺でいい?」

    「はい?」

    「手元に何もねぇもん」

    真剣な顔して言うから思わず笑ってしまった。

    「そのかわり私の全部もあげる」

    「いや、それは……冗談はよせよ」

    鼻で笑う葉月にいきなりキスをした。

    「冗談じゃないよ?」

    「え、まじで?」

    顔を真っ赤にさせた葉月はしばらく動かなかった。

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    • 同級生
    • クリスマス4【お題】
    • 帰り道
    • 告白

    高校3年生のクリスマス。だけどいつもと何も変わらない。それどころか、最近彼氏とケンカして、話せてもいない。

    「はあ、つまんないな…今年はクリぼっちかな…」
    「紗奈、どーかしたの?」
    「別に、って昂⁈」
    なんで急に話しかけてくるの?
    「なあ…今日の部活終わり、体育館来てくれないか?」
    「いい、けど?」
    久々に話したあいつとの会話。心がキュウって締め付けられた気がした。『別れ』だろうか。

    ダンダンダン シュッ 思えば昴はバスケ部だった。
    私は帰宅部だから見たのは初めてだけど、噂通り昴目当ての女子がたくさん。
    なんか、もやもやする。…もう、慣れてるはずなのに。

    「お疲れ様。…話って、なに?」
    「紗奈、ごめんね。」
    「…?」
    な、なんで?
    「ごめん。俺と仲直りしてほしい。そして、俺ともう一度付き合って。」

    あぁ、なんて嬉しいクリスマスプレゼントなんだろう。

    「私も、ごめん。ありがとう。」

    開く閉じる

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