感想ノート
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藤乃 2009/06/01 21:45
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でも、そこかもね
ふじのんの作品も紅憐ちゃんの作品も、私の中では音楽に例えられなかったんだよな…
ジャンルが形成される前の、まだ音楽ではなく、ただの音と言った感じなんだよ…(-.-;)
じゃあ、どうすれば音から音楽になるかと言われると、それはちょっと感覚的なものだから、説明するのが難しいかも…(-.-;)ねもやん二号 2009/06/01 15:19
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前回の「ラブコメ」篇にしてもそうなんですが、これだけジャンルの裾野が広がってしまった今、結局、唯一の正解なんてものは見付ける事が出来やしないと思うんです。大まかなアウトラインは引けるかもしれませんが……。
だから、こうやって皆が色んな意見を出し合う中で、それぞれの書き手さんが自分の好みや方向性に合わせて意見を取捨選択していくのが一番の正解だと思うんですよ。
そう思うからこそ、私も自分の実力の無さを棚に上げて、恥を忍んで、こうして愚見を述べているワケだったりしますm(_ _)m矢野 克彦 2009/06/01 10:54
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うん。私もそう思います(^-^)b
だから、ねもサンが私の作品を評して「演歌的」、ねもサン自身の作品を評して「ジャズ的」、神父の作品を評して「ポップス的」と言い表したのが、私には凄くよく伝わってニヤニヤさせて貰いましたもん。矢野 克彦 2009/06/01 10:25
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私とやのかつさんは、完全に好みの差だよなぁ~(-.-;)
私は、ハードボイルドというと、人間臭さと考えているもの
現実と理想の間で、悩み続けながらも、それを表に出さない、男たちの意地やプライド…そういうものを、淡々と描いたものがハードボイルドと考えているんだよね
だから、ハードボイルドに切なさは、必要不可欠
だというのが私の思うハードボイルドだな
本当に好みの差だな…ねもやん二号 2009/06/01 10:19
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暗闇の中に浮かび上がる一本のハイウェイ。その延々と続く直線の先には、この世の地獄が口を開けて待っている――。
闇の先を見詰めたまま男は高速で走る車のハンドルを操っていた。男は既に一時間以上運転を続けていたが、その表情は、まるで大量生産された人形達の様に無機質な無表情を保ち続けていた。ツーシーターの狭い車内。助手席には女が座っていた。女は艶やかな金色の髪を持っていたが、どんなに若く見積もってみても男より一回り以上は歳を重ねている様に見受けられた。
前方に現れた地図標識が目的地に近付いた事を教える。女の表情が強張る。女はソッと胸ポケットから今夜の標的である男の写真を取り出し、それを眺めた。やがて瞼を閉じると、彼女は一回だけ深呼吸をした。
「私は、彼に全てを教わったわ……。仕事のやり方から……女としての喜びまで……」
微かに震える声で女は呟いた。男は片手で運転を続けたまま、懐から煙草を取り出すと口に咥えてジッポライターで火を点けた。パチンとジッポライターの蓋を閉じた金属音が車内に響く。
「……ごめんなさい」
女は目を閉じたまま、再び口を噤んだ。男は相変わらずの無表情で、女の方を見る事も無いまま、車内に籠る煙草の煙を外に逃す為、車の窓を僅かに開けた。煙草の煙と入れ替わる様に、高速で風を切る音が車内に侵入してきた。一瞬にして、その風切り音が先程の女の呟きを車外へ押し出していった。男は短くなった煙草を窓から放り、窓を閉じた。
「ダッシュボードを開けろ」
男が言葉短かに指示を出した。女は閉じていた瞳を開けると、男の指示に従い、言われるままに目の前のダッシュボードを開けた。そこには一丁の自動拳銃が積まれていた。
「今夜はその銃を使うんだ」
女はコクリと頷き、ダッシュボードの中の銃を手に取った。すると銃の下から洗濯バサミで無造作に束ねられた古い写真が出てきた。女は思わず息を飲んだ。そして、震える手でその写真を取り出した。そこに写っていたのは間違い無く今夜の標的である男の若かりし頃の姿であった。色褪せた写真の中、標的の男は生まれたばかりの幼子を抱いて寂しそうに笑っていた。
「俺の親父さ……」
ハンドルを握ったまま、寂しそうに笑った男の横顔が、まるで鏡写しの様に写真の男の表情とダブってハイウェイのオレンジ色のライトに浮かび上がった。矢野 克彦 2009/06/01 02:21
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私は藤乃さんのハードボイルド作品は楽しく読ませて貰いました。面白いと思いました。
一応、私の考えるハードボイルド小説と云うモノを前提にして、敢て、グチグチと述べるとすれば……私は、ハードボイルド小説は極力、直接の内面描写を排して、外面描写とセリフのみで書いた方がイイと思っています。そのバサバサに乾いた文体こそがハードボイルド文体の魅力でもあると思っているのです。
上手く説明しづらいのですが、その点に於いて、藤乃さんの作品は、まだまだハードボイルド的というより、ソフトボイルド的だった様な気がします。
では、失礼を承知で、具体的に藤乃さんの作品を、文体だけ書き換える形で私なりに書いてみたいと思います。
稚拙な筆によるものですが、何らかのヒントになればと思いますm(_ _)m矢野 克彦 2009/06/01 02:20
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こんばんは。
え~、文学喫茶で感想を残したのが、ねもサン・グレちゃん・やけどサンの三人のラブコメ作品だけだったので、今回は、この討論喫茶の場を借りて、残りの皆さんのハードボイルド作品への感想や意見を述べさせて頂きますm(_ _)m矢野 克彦 2009/06/01 02:07
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詩リレー…
一度は消滅したことを知らない人は多いだろう。
なんか、思いつくまま書いただけって感じで、お世辞にも『詩』とは言えないのも…
いくつか投稿もしたが、詞を思い浮かべると曲がついてきてしまうので、結構ああでもないこうでもないと書いては消し書いては消ししてたり。疾風雷神 2009/06/01 00:04
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おっと、やけどさん踏ん付けちゃいました(^-^;
あたし、詩は書けないし、詳しくないのでわからないのですが…←じゃあ喋るな
きっとあたしみたいな人が多いんでしょうね〜言葉を並べればいいと思ってる。素人はそんなもんです。今、違うのか〜だから書けないのか〜と、焦りぎみ。
クオリティを高めるのはやけどさんだ!←何言い出すだ
失礼致しました(゚∀゚)藤乃 2009/05/31 23:54
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『ド』が出せれば『レ』も出るでしょう!←向上心
好みの話をしていただくのは書く方にとって、本当に+になると思うのです。実際、藤ボは二つの方向に広がりました。ものにできるかできないかは自分ですが、バリエーションが増えれば視野が広がりますね。そうすれば書きたいものを思うように書けるかな。
この作品の物足りなさは、そのあたりも関係していると思いました。
あたしは技を増やそう!と、いう意見に達することができました。