感想ノート
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ペンコ 2008/10/13 23:05
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個人的な事ですが、投票するまでに時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。懸命にはやらせて頂きました。
途中参画した、私の口から大切な受賞作を発表するのも、見当違いかと思いました。
主催者である花井さんの方に、私の投票作をメールでお知らせいたしました。
是非、花井さんの口から皆さんの方に、結果を頂ければと思います。
この様な賞に関わらせて頂いたこと、光栄に思っています。ありがとうございました。上杉漱五郎 2008/10/13 22:27
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『一握りの距離』を読ませて頂きました。
幼き清き日々の、ある理想の風景(味わい深い思い出、子供の頃の清さが滲み出てくる様なもの)、それが象徴的である田舎を交えたことにより綺麗に写し出されていたと思う。元々誰しもがこのような世界を美しいと、心奥深くで思っているのだろうと思う。それはまた、忘れてしまった思いなのかもしれない。小説はそれの綺麗な具現化で、個人的に、リアリティには素晴らしいものがあったと思いました。風の精霊を通しての、風の描写などは、まさに体感的だった。
「旅愁」とは旅行中に感ずるものさびしさの事を言うけれど、作品には二つあったと思う。祖父母の家での旅愁は言うまでもないけれど、和也と出会い、その出会いから主人公は、ほとんど旅に出ていたのだと思う。何とも言えないどこか寂しげな回想は、とても印象的だった。
何といってもエピソードが美しく、その純粋なる世界の前で、私は口を噤み温かく見守っていたいのみだでした。その基盤の上にある言葉の数々、表現は、もはや全てが綺麗に見えた。
内容、読後の後、色々思い巡らす要素があったりと、とても楽しめました。花井さん、この様な作品のご推薦をありがとうございました。
投票致します。上杉漱五郎 2008/10/13 22:13
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『DEBU専すくらんぶる』を読みました。
「何かが目の前を通り抜けて行った…」読後の感想です。
作品群の中では異彩を放ち、ひたすらに直球、パワーのある作品でした。発想はオリジナルティーに溢れていて、まさに、ロボットさん以外には書けないであろう独自の作品でした。
かゆい所に手が届く様な笑いもあり、終始安定した独自の調子、雰囲気で、見ていて飽きる事がなく、心地よかったほどです。
誰もに受け入れられるかはわかりませんが、作品の感想を一つ見てみても、掴んで離さないものがあるのは確かで、作品の需要は強くあると言えます。私個人としても、楽しませてもらいました。メガネさん、とても楽しい作品のご推薦をありがとうございました。上杉漱五郎 2008/10/13 01:30
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カジィさんの作品を読ませて頂きました。等身大で考えるとやはり個々人で意見は分かれるでしょうが、“恋愛は唐突なもの”だというある程度普遍性も有した考え方で小説を紐解けば、恋愛のリアリティには問題ない作品だと思います。肌身で体感するほどに迫るリアリティを求めるのは難しいかもしれませんが、全体的には一般的な小説レベルのリアリティにあると思いました。
海、空、砂浜と言葉が使われ、小説の中にはパノラマの情景がありました。それらが持っている特色を(波の音など)難しくすることなく、大きくそのままに表現されていて、イメージの連想がかえって窮屈で無く、心地よい文章でした。ただ「もっと海を感じてみれば」後の描写を、ここだけは少し繊細にされていれば良かったのかもしれない。
特に支離滅裂な所も感じず、発展性もあり、小説として読みやすかったです。
情景と心情が重なる描写は美しく、なんとも言えない気持ちに浸れました。
テーマ性があっても、確定しない部分の描写が多かったので(なんとなくやきっとなど)向こうから押し売る様なインパクトは無かったですが、逆にこの折に触れて曖昧な部分こそ、若いヒロインの本質であり、インパクトと言っても、心臓の優しくて静かな鼓動といおうか、そんなインパクトだった。
不満、悩み、解放を求める衝動。小説で描かれたこの部分は独自の世界観というよりは、若い世代なら(もちろんそうでなくても)誰もが経験し得る極めて人間的な事で、小説のヒロイン自体は自分の事を「独自」だと思っているけれど、まぁ個性を持っているという点で独自ではあろうが、孤独では無い。
とにもかくにもそうした共通する所を描いているからこそ、広く受けいられる様な気はしました。
最後は自分の観賞点ですが、何より内容として先ず楽しむことができ、読後感に流れた余韻も気持ちの良いものだった。内容の伝わり方に変化球も感じたけれど、とても素敵な作品だったと思います。トマトマトさん、ご推薦ありがとうございました。
次はロボットさんの作品を読みに伺ってきます。上杉漱五郎 2008/10/12 15:53
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余り捕われずに、上杉さんの独自視点を奮発して貰っても、構いませんよ。
さて、ファンメールで初めて宣伝しました。
これから注目ですね。ペンコ 2008/10/09 17:32
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・リアリティ
・情景を抱かせる
・心地よい文章
・小説の基礎
・美しい表現
・インパクト
・ケータイ小説の最終形(誰もが受けいられる)
・独自の価値観・世界観
座談を振り返ると、発言がされた限りではこのような箇所がそれぞれでポイントとなっていました。各作品ともこれらの点に一つずつ個人的に迫り、具体的に答えた感想を残してみたいと思っています。すれば、私個人が最後という立場で選ぶ際に、各人の考え方のポイントが反映され、4名の中での相対性を有した作品が、一つ、最後に決定できるかと思っています。すなわちそれが、栄えある第一回目のP賞の受賞作品ということになります。
では、カジィさんのから取り組ませていただきます。よろしくお願いします。上杉漱五郎 2008/10/09 06:54
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オサさん。
三人の票が見事に割れて、プレッシャーの掛る場面になっていました。
さっさと投票した私がいけないんですけどね。
さて、後は上杉さんに注目です。ペンコ 2008/10/09 05:54
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追伸⇒
メガネさん、誕生日おめでとうです〜♪
iiiiii
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Happy Birthdayパンダオサコ 2008/10/08 22:24
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┃q‐';)チラリ…
みなさま…、コンバンワ。
上杉さんのお申し出に、有り難く甘えさせて頂く事にしました…。
花井敬市さん、トマちゃん、メガネさん、いきなりの戦線離脱、ごめんなさい。
そして上杉さん、本当にありがとうです。
休養しながらも、P賞最後まで見守ってますね?(←うるさいって?)パンダオサコ 2008/10/08 22:11
【第1回 P賞】の選考が終了致しました。
選考委員の皆様、お疲れ様でした。
推薦作品の著者の皆様、そして、注目して頂いた読者の皆様、お待たせ致しました。
それでは、発表致します。
栄えある【第1回 P賞受賞作品】は……。