あたし 佐藤茜はただいま 留美に言われた 通り 作戦実行中☆



先生が少しでも見えたら 近くの男の子♂に 話しかける。 先生の授業のときも 普段 わからないトコロは 先生に聞くけど 今日は 先生には 聞かない。 隣の席の 伊藤クンに 聞いた。



「ねぇ♪ 伊藤くぅん ココわかんないんだけどぉ〜!! おしえてぇ〜☆」




とわざと 甘い声をだし 伊藤クンの腕に 自分の腕を巻き付けた☆ 先生が一瞬コッチをみた… だけど すぐに 黒板の方に 顔を向けた。



「いいよ♪」



と言って 伊藤クンは丁寧に教えてくれた。