Q.粉雪というタイトルの由来はありますか?
A.私の暮らす街では、雪が降っても決して積もらず、翌日には溶けて消えてしまいます。だからこそ、私には粉雪というものが、とてもはかないもののように思えるのです。過去の記憶もそれに似たところがあるのではないかと思い、このタイトルにしてみました。
Q.野いちご文庫から書籍化された感想は?
A.すごく驚きました。皆様方に支えていただいたおかげで、こうして書籍化されることになり、より多くの方々に読んでいただけることを、大変嬉しく思っています。
Q.野いちご文庫と今回の単行本の内容のちがいを教えてください。
A.野いちご文庫からさらに手を加え、千里と隼人の2人のエピソードを中心に構成し直してみました。もしかしたら、マツの存在が少し薄くなってしまったかもしれません。ですが、読みやすく、そしてまた違った仕上がりになっていると思います。その違いも楽しんでいただけたら嬉しいです。


⇒戻る