■ついにシリーズが完結を迎えましたが、今のお気持ちはいかがですか?
寂しさと、すがすがしさが混ざった感じです。1で終わるつもりで書き始めたので、ここまで続くことができたのが夢のようでもあります。子供が巣立って行った気分ですが、まだまだ私の中で白ジャのみんなが動いています。

■「白いジャージ」を書いてきて良かったことは?
書いてきて良かったことは、ずっと続けることで特定の読者さんができたこと。当時小学生だった子が大きくなっていたり、結婚して出産したり、と一緒に成長している感じでした。9まで続けてこなかったら、ここまで長い間繋がっていなかったと思うのでここまで応援してくれたみんなのおかげです。

■「白いジャージ」を書いてきた中で、一番印象に残っていることは?
第2回ケータイ小説大賞ですね。だんだん順位が上がってきた喜び。授賞式でのドキドキが今でも忘れられません。白ジャは、読者のみんなと一緒に創り上げた作品だと思っています。

■今だから話せる「白いジャージ」裏話を教えてください!
今だから話せる…そうですね。やっぱり、ケータイ小説大賞で上位に行きたかったので、甘いシーン満載にしてしまったことです。今だったら、もっと違う白ジャ1になっていたと思います。プールや音楽室であんなことしちゃ…だめですよね。
だけど、あの時の私の精一杯の作品が白いジャージだったと思うので、後悔はしてません。

■最後に、ファンの方々へメッセージをお願いいたします☆
完結編を書き始めてから、今までこっそり応援してくれていた方も感想をくれたりして、感激しています。何年もずっと応援してくれていたんだなって思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。2を書こうと思ったのは、皆さんからのリクエストが多かったからです。その後も、続けてこられたのは、“もっと読みたい”と言ってくれたからです。本当に、ここまで白ジャのみんなを見守ってくれてありがとう。私の背中を押してくれてありがとう。
サイドストーリーや番外編などで、きっとまた会えると信じています。これからも、一緒に歩いていってくれると嬉しいです。


reYさん、本当にお疲れ様でした!!

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