今回初めて新聞への掲載でしたが、どうでしたか?難しかったところはありますか?
字数が決められている点、また、連載なので読者の方々に「続きを読みたい!」と思ってもらえるように話を続けなければならない点などが普段の小説を書くのと異なっていて難しかったです…。でも今回は中学生をテーマにした話で、中学生時代を思い出しながら楽しく書かせていただきました。
繭さんは中学生時代、どんな女の子でしたか?
とにかく本が好きな子でした。休み時間でも教室で普通に読んだりするので、友達には「本ばっか読んでないでしゃべろうよ!」ってよく怒られましたね(笑)かなりの文学少女だったんじゃないかなと思います。
部活はしていましたか?
はい。転校もあったので3回ぐらい部活を変えましたが、一番期間が長かったのは吹奏楽です。毎日練習があってとてもしんどかったけれど充実していました。
この作品はどんな思いを込めて書きましたか?
中学生はとても多感な時期。私はいろんなことに悩んだし、いろんな人に出会いました。自分でも知らないうちに誰かに出会って、その誰かは自分を見ていてくれるかもしれない。だから"理由はないけど頑張ってみる"ことも大事かもしれないよ、という思いを込めました。
今後はどんな作品を書きたいと思っていますか?
音楽に関わる話を書いていきたいです。バンド、クラシックなどジャンルはいろいろあるけれど、音楽を軸にしたラブコメディーなど書いていけたら楽しそうだなと思っています。

