Q.この作品を書くときには、関係者の方達に取材のようなこともされたんですか?
ゆこ

A.「天使がくれたもの」は取材なしで書きました。
ルーズリーフに年表を書いていき、それを見ながら記憶を追っていった形です。
執筆後、友人たちと再会してから知らなかったことを耳にし、サイドストーリーを書きました。
サイドストーリーの「君がくれたもの」を書くときは、友人たちに頼んで取材みたいなものをしました。中でも、テルオにあたる友人は、カグの家族や元彼女との関係を書くとき、熱心に動いてくれました。

Q.チャコさんの男性目線の作品が大好きです。どうやって男の人の気持ちを書くんですか?
chika

A.作品を読んでくれてるんですね。ありがとうございます。
感情は男の子も女の子も同じだと思っているので、特別に「男の子だから」と考えてはいません。でも、男の子だけが持つ「プライド」とかを自分なりに解釈し、主人公になりきって書いています。

Q.文章がうまくまとまらないときに、気をつけていることは何ですか?
aN

A.そういうときは焦らないようにしています。
執筆を中断し、それまでに書いた文章を読み返して、おかしなところを直す。
そして、考えがまとまって「書ける」と思えるようになるまで、書きません。