こんにちは、秋桜(あきお)という者です。 「Bitter」は、私が生まれて初めて最後まで書き通した小説です。長い年月をかけて、最後に賞と書籍化という素晴らしいプレゼントをいただくことができました。応援してくださった皆様、スターツ出版様、ありがとうございました。 ところで、世界で一番美しいものって何だと思いますか? 主人公の麗(16)はぼんやりと、それは一番儚いものなのでは、と考えます。 強さとは?愛とは? 他にも麗はこんなことを模索しながら、荒波と戦っていきます。 この小説は、私がどうしようもなく傷ついていた高校時代に考えたお話です。 それが、私や読者の皆さんと共に時間をかけて育ち、今一冊の本になったのです。 きっと、皆さんがいなかったら、この小説の登場人物たちは、ただボロボロに傷つき、救われないまま私のキャンパスノートの中で死んでいってしまった事でしょう。たっぷりと水を受けて、物語の芽はやっと日の目を見て、花を咲かすことができました。 こんなマイペースな私の執筆を粘り強く待って支えてくださり、本当にありがとうございました。 この物語が、皆さんが何か考えたり、優しくなったり、歩き出すきっかけになってくれたら、と願います。 皆さんに、愛が響きますように。 秋桜 (C)Starts Publishing |