―もっと、刺激的な恋を。―

社長に気に入られたらそれなりの役職につける。 とある男性社員の場合 「俺と寝てみろ。男と寝れる覚悟があるなら合格だ！」と言われて、寝た結果、体の相性がよく気に入ったと採用そして、社長秘書。 とある女性社員の場合 仕事は良く出来るが、コミュニケーションを余り取ろうとはしないが根は真面目、 結果、平から代表取締役に。 日本代表のプロサーファーとして活躍する彼女、ペア大会に一緒に参加してくれるパートナーを探していた。 そんな中、偶然出会ったのはまだまだ未熟ながら、サーフィンを心から楽しんでる純真な少年だった。 彼女はどーしても彼と組みたいと口説いてたら、社長が現れ、俺の息子だとカミングアウト。 と言っても、実は交通事故で両親を亡くした兄夫婦の子だった。 彼は小さい頃から１人で海で遊んでいたために、彼女とは知り合いではあって。 すぐに仲良くなる。そして、家族に近い付き合いを始める。 そして彼を通して近づく、社長と代表取締役の深まる関係。 少し複雑ででも笑える、純愛ラブコメディー

子は…親を選べない。 親だって、子供を選べる訳じゃない。 私、吉沢橙子（よしざわ　とうこ）28歳は この…親子の側にいたいと思った。 「先生、お約束して。」 「……お約束？」 「パパを、ずっと好きでいてっ。」 彼、池上光留（いけがみ　ひかる）23歳は 「黙れっ！！（笑）」 …と、笑って息子の唇を摘んだ。 家族を知らない父親は…朝焼けの動かない観覧車を見つめて、いつか3人で乗りたいと言った。 私は彼の揺れるピアス越しにそれを見て… 元奥さんの名前が彫られた首筋に、頬を寄せた。 「橙子、大好きって気持ちより上ってあんのかな。」 「何……ソレ。（笑）」 「俺はきっと…大好きより、もっと好きだよ。 橙子のことが… 大好きより上っ。」 約束するよ。 先生はずっと…パパのことが好きだよ。 ずっと、ずっと大好きより上だよ。 そう… 眠らない白夜の街の、美しい天使たち… 私は彼らに恋をした。 　　初回総合ランキング入り 　　　最高順位総合41位 　　　　　　　恋愛21位　（2021/8/22） 　　ありがとうございます。(*´꒳`*)