ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 入学式
    • 教室
    • 告白

    今日は高校の入学式。
    友達が出来るか不安だ・・・・。

    早速ぼっちになってしまったらどうしよう。

    まあでも、焦らずに。
    よく思い返してみたら私、中学生と小学生の時友達いなかったし。

    なんかよくわからないけど、私のあだ名『わくわくさん』だったし。

    まあどうでもいいけど。

    「ねぇ、俺と付き合ってよ」

    んだ?このイケメンめ。
    突然私の前に現れやがって。

    「は?って、お前誰?」

    「初対面の人間に向かって『お前』はないだろ?お前、誰に向かって口聞いてんだ?」

    コイツ馬鹿?
    ってかなんなの?

    「なんですか?私になにか用ですか?」

    「いや、特に。『友達になってくれねぇーかな?』って。いや、『友達が無理ならお前の彼氏にでもなってやろうかな?』って」

    彼氏?
    きも。

    「私に話しかけてくるな。どっか行け」

    「へーい・・・」

    言い過ぎたかな?
    まあどうでもいいけど。

    ってか服返せ。

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    • 同級生
    • 放課後
    • 頭ぽんぽん

    「田代くん、おまたせ!」
    「ん、おう」

     私たちは付き合ってるわけではない。でも、偶然図書室で会ってからなぜか毎日こうして待ち合わせて一緒に帰っている。
     他にも何人か人はいるけど、私たちはちょうど本棚の陰になるところのイスによく座ってるからあまり気にならない。

    「じゃ、帰ろっか」
    「あー…待って」
    「え?」

     図書室を出ようとした私の手を、田代くんが遠慮がちにつかんで引き留める。
     少し骨ばった大きな手に、ちょっとだけドキンとした。

    「なぁ、俺、ちょっとは意識してもらえてたりする?」
    「へっ…」

    「…気になってもないやつと、毎日一緒に帰るなんてないだろ」

     そう言われ固まっていると、繋いでいた手がほどかれ、頭を撫でられる。

    「まずはこれだけ。これから俺のこと、好きになって」

     顔を真っ赤に染めて、それでも私の目を見つめながら彼はそう言った。

     …心臓の音が、うるさい。

    開く閉じる

    • 同級生
    • 放課後
    • 胸キュン

    「疲れた…」
    委員会の仕事がやっと終わり、靴箱に向かう。
    「あれ…修斗…?」
    疲れきった私の目には、靴箱にもたれ掛かっている同級生の姿が映る。
    「おー……」
    「どうしたの?こんな遅くまで」
    「……晴也待ってた」
    もごもごと話す。
    「晴也、今日休みじゃん」
    「あ、あーそうだっけ………?」
    修斗の目が泳ぐ。
    大丈夫だろうか。
    「…ついでに送ってってやるよ」
    「え、ありがと」
    偉そうだな~とは思うが、ツンデレなのだろうか。

    「あー、じゃあな」
    そう言って、修斗は私の家の前で手を振った。
    「うん、ありがと」
    「…ん」
    修斗は来た道を帰る。
    もしかして…
    「修斗!」
    「何」
    「もしかして家遠いのに、送ってくれた?」
    「…こ、この辺のコンビニに寄るついでだから。」
    なんと照れ屋なんだろう。
    「笑うなよ…」
    「だって笑」

    「悪いかよ」
    「好きな奴と待ってまで一緒にいたいと思うの」

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伝言(朋原 蜜柑/著)

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