ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • お昼休み
    • 耳にささやく

    「あ!先生」
    「俺は用務員のお兄さんだってば!」
    「いいの、そんな事は」

    そんな摘草に新入生の美友は必死だった。

    「ここどこですか?」
    「え、3年A組だけど」

    入学式の後、迷子になり学校を彷徨っていると美友は話した。

    「まあ。落ち着け!」
    「うう、戻りたい……」

    そんなベソをかいた美友を摘草は優しく肩を抱き、1年クラスに案内した。

    「今日は緊張したんだよ」
    「でも、自信ないです。学校の中は迷路なんだもの」
    「そう泣くなよ」

    初日のドジを嘆く美友に摘草はそうだ!と微笑みスマホを出させた。

    「これは職員専用のアプリ!」

    この地図には教職員の現在地が映っていた。

    「え?マークのこれが理事長でこっちが用務員さんなの?」
    「そ!魔法の地図」
    「すごいわ」

    美友を見るだけ設定にしてくれた彼は、彼女の耳に囁いた。

    「でも秘密だよ」
    「はい」

    二人は歩いて行った。

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    • 同級生
    • 授業中
    • 教室
    • 告白

    「なあなあ?」
    「何」

    二限目。私の大嫌いな化学の授業

    「暑い」
    「は?真面目に聞けや」

    さっきから話しかけてくる彼は隣の席の高谷
    中学から同じで何かとつるんでくる奴。私は元々口が悪いせいでこいつのこと好きだけどきっと嫌いって思われていて、高谷もきっと私が嫌いなんだろうな

    「鈴木っていつもそうな」
    「はい?」
    「ずっと口悪い。中学ん時から」
    「いや…お前の行動が私の口を悪化させてる」
    「きえーひどいなあ」
    とか言いながら笑ってる

    「鈴木」
    「聞け授業を」

    「キレんなよ。これ」
    「何?」
    高谷に文字がズラっと書いてある紙を渡された
    「ん…?」
    よく見てみるとさっきまでの高谷の放った言葉だった

    「え何がしたいの?」
    「流行りの縦読み的な?」
    「……なんで今」
    「んー今思ったから?」

    なんてずるいやつ

    「てか鈴木こーゆーの好きなの?」
    「うるさいバカ」


    " なあすずきすき

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    • 電車
    • 寄り添い

    電車に揺られながら目が覚める。いつの間にか寝てたみたい。隣には彼の寝顔。私はずっと彼の肩に頭を預けていたようだった。
    こんな日はいつも付き合った日のデートのことを思い出す。
    あの日は告白しようって意気込んで緊張してたのと遊園地ではしゃぎすぎたので私はとても疲れていた。電車で帰りながらウトウトして気付いたら寝ていた。その時も彼は肩を貸してくれていて、私が倒れないよう支えてくれていた。
    あの日は本当は途中で目が覚めたんだけど、そっと目を開けた時、私を見つめる顔があんまりに優しいもんだからドキドキして目を開けられなかった。
    今度は私が支える番だからね。隣で寝ている彼の頭を私の肩に持っていく。そっと覗き込むととやっぱり好きだなと思った。

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【完】冷徹王子様は鈍感お姫様を溺愛中 。(南 菜乃/著)

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