ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 校舎裏

    「…先輩、やっぱりここにいましたか」
    「…あ、菜々ちゃん」
    「先生が呼んでましたよ」
    「えー…」

    いつも校舎裏で寝ている佑先輩。
    とってもカッコよくて頭も良くて、サッカーも上手くて、何でもできる完璧な人。
    私の大好きな人。

    「今は先生より、菜々ちゃんと過ごしたいかな」
    「ーーっ。ふ、ふえ?」

    私…と?
    佑先輩が、私なんかと?

    「ふふ、冗談。テンパっちゃって可愛いね」
    「あ…」

    じょ、冗談か…。
    そりゃそうだよね。
    こんな私なんかを相手にするはずないもんね…。

    「ほら、おいで菜々ちゃん」
    「え…」

    そう言って佑先輩がさしたのは、先輩の膝の上。
    …乗れってこと!?

    「無理です恐れ多いです!」
    「何で?ほら、来て」
    「あう…」

    これは、夢…?

    「…菜々ちゃん泣いてない?」
    「か、感動のあまり…」
    「…本当に可愛いね」

    先輩は私の頭を優しく撫でてきた。
    …好きです、先輩。

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    • 後輩
    • 体育祭
    • グラウンド
    • 手をギュっ

    ただいま、心が曇天です。空は晴れてるけど。はい。

    なんでかって言うと、徒競走で、見事にビリ。

    はぁ…

    あ、次の組のビリは莉里だ。

    でも、いつまでたっても莉里は来ない。

    ん?

    流星、そこ5位!!

    ってか審判だったんだ。

    「流星、こっち!」

    早く連れ戻さなきゃって思って何も考えずに流星の手を掴んだ。

    それがいけなかったみたい。

    「あ、そっちか!」

    すぐに来てくれた。

    莉里も、流石早い。

    すぐ、私の隣に並んだ。

    だけど。

    「…手」

    私、手を離してなかったみたい。

    「あ、ごめん!!」

    「大丈夫」

    なんか素っ気ないな…

    顔も赤いし…

    あ、もしかして熱ある?!

    『退場します。立ってください』

    退場しなきゃ。

    大丈夫かな。

    あれ、私も流星の熱移った?

    頰が熱い…

    しかも胸がギュってなるし、心臓が早い…

    なんで…?

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    • 同級生
    • 体育祭
    • 応援席
    • 笑顔

    「次、リレーじゃん!!颯、行くよ!」

    明梨ちゃんが颯の手を掴んで立ち上がる。

    あぁ、胸が痛い。

    諦めたつもりなんだけどな…

    「オッケー」

    明梨ちゃんと颯、付き合うのかな。

    諦めたんだから、そんなの関係ないか。

    でも、応援くらい、してもいいよね?

    友達でもすることだし。

    ほら、勇気出すんだ!!

    「そ、颯、リレー頑張ってね。応援してるから!」

    言えた。

    勇気、出せた。

    「おー。頑張る」

    颯は太陽みたいな笑顔で笑う。

    _ドキ

    ダメか…

    やっぱり好き。

    どうしようもなく、颯が好き…

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