おそらく2時間目が始まるくらいか?それくらいに教室に戻った



「明星ちゃん!」


席に着くなり美思がくるっと振り向いてきた



「なんだよ」



「ふふ、奏風とどこ行ってたの?」



「んなのどうでもいいだろ?関わんなっつてんだ」



まあ、当たり前かのようにあたしのその言葉に食いついてくるのは、



「だから、てめぇのその言葉遣いどうにかしろよ」



隣人。



「はぁ?てめぇにだけは言われたかねぇっつーの」



やべぇな、すっげぇイラつく



そんなあたしの雰囲気に気がついたのか、



「光都、やめて」



美思が真剣な顔して言った



「んだよ…」



「……明星ちゃん、お願いだから話せないかな?」



何をそんなにあたしに興味があんのか…



「はぁ、…しゃあねぇな、少しだかんな」



そう言うと、一気に顔色が明るくなって喜んだ



意味わかんねぇ女……