「ん、どーぞ」


「ありがとうございます!」



舜君が家の扉を開けてくれて、私を先に通してくれる。


さりげない紳士な対応に密かにキュンとしながら、家の中へ入った。



最寄の駅で買い物をし、漸く家に到着。


やっぱり買うものがとても多くて、袋3つ分も買い物をしてしまった。


しかも、「俺が持つ」と言って舜君が荷物を全て持ってくれて…

何度も持つって言ったのだけれど、軽いからと言ってきいてくれなかった。


重たいものいっぱい買ったから軽いわけないのに…それでも舜君は平然とした顔で荷物を持ってくれた。


申し訳ないと思う反面、凄く助かった。