あの、空恐ろしい朝の登校から数時間後。 昼休みのため、あたしとアクマは屋上に来ていた。 「ど、どうぞ」 覚悟を決めて例の弁当を渡す。 「おう」と言って、アクマは弁当を受け取った。 さぁ食え、食うんだ。 あたしの恨みの塊をっ…… まるでホラー映画だ。 例のおかずが口に運ばれていくのをしっかりと見届ける。 一口……食べたアクマ。 顔が強張る。 さぁ、どう来る? 殴るなら殴れ、警察に訴えてやるぅ。 「……~っ……」