「着いたぞ」


「………………………………………………

うぃ…………」







あれからどれくらいの時間がたったのか……


恐ろしいツーリングに付き合わされ、ようやく帰る気になったアクマに家まで送り届けてもらった。




ツーリング中はずっと叫んでいたし、道案内するために後ろから大声で喋っていたため、喉がガラガラだ。




「どうだ♪楽しかっただろう♪」


「…………」




どこをどう見たら楽しんだ顔に見えるのだろうか。


理解に苦しむよ。