『田辺、調べてもらいたい奴がいる』


運転手であり
俺の側近の田辺に頼んだ
田辺はミスがなく、仕事も早い

俺は藍原沙希のことを頼んだ


「女…ですか……承知」


さすがの田辺も驚いていた
俺が女のことを調べるのは初めてだし
女に興味を持つのも初めてだ。


女に興味がないわけじゃねぇ
気に入った女がいれば抱く
直感で女を判断出来る
めんどくせぇ女は必要ない


『目がな……』



それだけ言うと田辺は理解し


「若の勘は凄いですからね」



俺は自分の勘に絶対の自信がある
だから、余計に気になる


藍原沙希の目が……。



マンションにつき最上階の部屋に行く
マンションのドアを田辺にが開ける


「それでは、また明日……」


俺は部屋に入った。