「蓮ー、由那ちゃーん!!晩ご飯よー!!」




部屋で雑誌を読んでいると、菜々子おばちゃんが私と蓮を呼んだ。




「はーい!!」




ロールキャベツ、楽しみ!
私はスキップ混じりに階段を下りた。




食卓に入ると、食卓に並んでいるロールキャベツを見て固まっている蓮がいた。





「……母さん、俺…ピーマンの肉詰めって……」





「あら、そうだったかしら?」





蓮、動揺してる……!




私は思わず笑ってしまいそうになる。



「まぁ、残さず食べてね?」




と、蓮に圧力をかける菜々子おばちゃん。




「さ、食べましょ♪」




そして3人、席に着いた。