side雪夜



先週、俺に世界で一番可愛い彼女ができた。



「カーナーちゃんっ!おはよ!」



付き合い始めてから、朝俺が迎えに行くということになった……というより、申し訳ないというカナちゃんを半ば無理やり納得させそうしている。


いつもと同じ時間にインターホンを鳴らすと、何故か酷く眠たそーなカナちゃんの声が。