----------☆ 「ねーっ!」 「あーっ?」 「どこ行くのーっ?」 ビュンビュンッ!!! 自転車とは思えないスピードで、郁己くんのこぐ自転車は狭い路地を突っ走っている。 「いっ、ひゃーっ!」 その後ろに乗せられてるのはあたし。 カーブでも衰えないスピードに、思わず絶叫。