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「引っ越したばかりでそれ?」


「うん。最悪」



午前中の講義が終わって、お昼休み。



学食でランチをしながら、あたしは亜矢子に昨夜の出来事を報告した。



「前のアパートの隣の人も相当イカレテたんだよね?」



「うん。夜中に突然奇声を上げたりしてさ。たま~に太鼓の音とかもして」



「気持ちわるっ。呪いの儀式みたいじゃん、それ」



「とにかくどんどん激しくなっていくからさ、恐くて」