『ねぇ……リサさん、昨日は、刺さないでくれてありがとう……こんな状態でも生きていたいと思うの……不思議よね。』


リサは顔を上げない。


『昨日も言ったけど、私いない方がいいわよね?だから……お願い、鎖を梳いてちょうだい……。』


『もし私が抱かれたら、あなた見向きもされなくなるわよ?ねっ……お願い!』



何度も同じ言葉を繰り返した。