「白ちゃん、オムツ替えようね~…」



「あ~ぅ~」



よっこらせとねっころがせて、プチプチと服のボタンを外す。



新しいオムツとおしり拭きを用意して………、雪兎はよしっ!と気合いを入れた。



なぜなら………




「あら~…??どーしてわたしがするとオムツがうまくはけてないのかな~?」



「………だぁ~」



心なしか娘が時春のように眉間にシワを寄せているように見える……。



いくら料理を覚えても……不器用者が全般華麗にこなせることはなく…………。



雪兎は苦手な白羽のオムツ替えに四苦八苦……。



そうこうしてるうちに



「…………あ…。」



「ふに~~~…」



シャー…ってな感じで、時春の大事な経済新聞が………濡れちゃいました………。




ハルごめん…っ!と思いつつ……









「………ドッ…ドライヤー、かけとこっ。」


「あ~あっ」


密かに証拠隠滅を計る雪兎だった。